ドメーヌ・マルセル・リショー ケランヌ ブラン
ドメーヌ・マルセル・リショーは、周囲の大半の農家が協同組合やネゴシアンにブドウを販売していた1974年に設立された、ケランヌ地区のワイナリーの先駆けとなった生産者です。
1990年代初頭にはすでに南ローヌ最高峰の造り手の1人として評価を確立、1997年に出会ったエノロゴのヤン・ロエル氏の助言を受け入れ、2001年には除草剤を完全に停止し、近年は亜硫酸添加も原則、瓶詰め時のみにとどめています。
現在、父親のマルセル氏からトマ氏とクレール氏へゆるやかに世代交代が行われており、クレール氏がコンセプトの中心であるキュヴェはファミーユ・リショー、従来のワインはドメーヌ・リショーの名でリリースされています。
フレッシュ&フローラルさだけではない味わい深い1本
ケランヌ ブランは、1990年に植樹されたシレックス混じりの砂質土壌のブドウを使用、90%はセメントタンクで醗酵・熟成し、残りの10%は600L木樽で地下カーヴにて醗酵・熟成させたブール・ブランをブレンド。
香り豊かなヴィオニエとマルサンヌ、酸味の高いクレレット、複雑味と骨格を与えるグルナッシュ・ブラン及びブール・ブラン、マルサンヌの特徴を表現した、フレッシュでフローラルなだけではなく味わい深い1本。
2016年にケランヌは村名からクリュへ格上げとなりました。
販売価格:5,133円(税抜価格4,666円)