ルナール・バルニエ ミレジム ブリュット
19世紀末当時、収穫したブドウはネゴシアンの言い値で買い取られていましたが、食料品店の経営者及びブドウ栽培家であったガストン・ルナール氏はこの状況を打開すべく、意思を引き継いだ息子のマルセル氏が1940年代に自ら醸造したワインの販売を開始しました。
マルセル氏は1970年代に32haの自社畑を所有し、ルナール・バルニエのブランドを立ち上げ、現在はマルセル氏の孫のブノワ・ルナール氏とその従弟のシルヴァン・ブルネ氏の2人が共同で経営しています。
ミレジム ブリュットは、素晴らしい収穫に恵まれた年且つ、所有畑の中で特に優秀なシャルドネを集めてアッサンブラージュ。野生酵母の使用及びマロラクティック発酵は他キュヴェと同様ですが、瓶内熟成期間が6年と長くドサージュも5g/L以下に仕上げることで原料ワインの品質の高さを表現しています。
抜栓直後は白亜質のシャルドネらしくミネラルを中心に感じさせるが、時間を置くことで果実や蜂蜜などの複雑なアロマが次々と現れます。
販売価格:10,476円(税抜価格9,524円)