シャトー・ラグランジュ
シャトー・ラグランジュは、ポイヤックの力強さとマルゴーのエレガンスを兼ね備えると称されるサン・ジュリアンに拠点を置く、メドック格付け3級のシャトーです。
1983年にサントリーが経営権を取得後、クオリティファースト、自然との調和、大いなる挑戦をフィロソフィーとするオーナーの支援のもと買収額の3倍以上もの資金を投じてワイナリーを再興し、現在では2級にも負けないテロワールの魅力が凝縮した、偉大なワインを生み出すようになりました。
芸術的なバランス感に加え、ゆっくり穏やかに熟成が進むにつれて、たくましく華やかな味わいから繊細で芳醇な味わいへと変化していきます。
エレガントでアロマティックな香りとなめらかで熟したタンニン(渋味)に加え、カベルネ・ソーヴィニヨンの力強さを備えた長くフルーティーなフィニッシュが心地よい、力強くもバランスのよい赤ワインです。
2015年のボルドー左岸はとてもよい年とされており、メルローは9月下旬の好天下で収穫が終了し、カベルネ・ソーヴィニヨンは10月上旬より5日連続の雨となるも、夏の乾燥で果皮が厚く玉割れのない健全なブドウを収穫することが叶いました。
カベルネ・ソーヴィニヨンは、過去最も遅い10月12日に収穫を終了し、結果的に長いハングタイムとなったことから複雑さと熟成が期待できる秀逸な出来栄えとなりました。
販売価格:10,475円(税抜価格9,523円)